リフォーム資金を借り入れる際、最大の分岐点となるのが担保を設定するか否かという問題であり、この選択によって適用される金利相場は劇的に変化するため自身の計画に合わせた慎重な見極めが求められます。まず多くの利用者が手軽さから選択する無担保型リフォームローンについてですが、これはその名の通り自宅を担保に入れずに審査を受ける形式で審査スピードが非常に速く申し込みから数日で回答が得られることも珍しくありませんが、銀行側のリスクが高いため金利相場は年利二パーセントから五パーセント程度と比較的高めに設定されています。小規模な壁紙の張り替えや設備の交換など借入額が五十万円から三百万円程度のケースでは諸費用の安さも相まってこの無担保型が選ばれるのが一般的です。一方でフルリノベーションや耐震補強といった大規模な工事で借入額が五百万円を超えるような場合には有担保型のリフォームローンが有力な選択肢となり、有担保型は住宅ローンと同等の扱いとなることが多く金利相場は年利一パーセント前後あるいはそれ以下の超低金利が適用されることもあります。ただし担保設定のために不動産鑑定や抵当権の設定登記が必要となり、これに伴う司法書士への報酬や登録免許税といった諸費用が数十万円単位で発生することを忘れてはならず、また審査期間も数週間から一ヶ月程度かかることが多いため着工スケジュールに余裕を持って計画を立てる必要があります。結局のところどちらのタイプが有利かは借入金額と返済期間のバランスによって決まり、例えば借入額が少額であれば有担保型で金利を低く抑えたとしても発生する諸費用の合計が無担保型との金利差による節約分を上回ってしまうケースが多々あります。逆に一千万円を超えるような高額な借り入れを長期で返済していくのであれば、わずか一パーセントの金利差が最終的な総支払額で数百万円の差となって現れるため、手間と費用をかけてでも有担保型を選ぶ価値が十分にあります。
無担保型と有担保型のリフォームローン金利を徹底比較する