築二十五年になる我が家の水回りと外壁をリフォームすることを決めたとき、私はまず資金調達のために銀行のリフォームローンに申し込むことにしました。インターネットで検索すると、銀行のローンは金利が低い一方で審査が厳しいという情報が多く、少し不安を感じながらの手続き開始でした。私が選んだのは、給与振込口座として長年利用している地元の地方銀行でした。最初のハードルは、必要書類の多さでした。本人確認書類はもちろんのこと、昨年度の源泉徴収票、リフォーム工事の見積書、建物の登記簿謄本、そして現在の住宅ローンの返済予定表まで求められました。特に見積書については、内容が不透明だと審査に影響すると聞いたため、リフォーム会社にお願いして内訳を細かく記載してもらうよう配慮しました。銀行の窓口での面談では、なぜこの時期にリフォームが必要なのか、返済計画に無理はないかといった点について詳しく聞かれました。審査期間は約一週間でしたが、その間は結果が気になって落ち着かない日々を過ごしました。結果として無事に承認が下りましたが、提示された金利はウェブサイトに載っていた最優遇金利よりもわずかに高いものでした。担当者の説明によると、勤続年数は十分だったものの、他に車のローンが残っていたことが影響したとのことでした。それでも、リフォーム会社が提示してきた提携ローンに比べれば年利で二パーセントも低く、総支払額では五十万円以上の節約になりました。この経験から学んだのは、銀行のリフォームローンを検討するなら、他のローンを完済しておくか、少なくとも返済を整理しておくことが有利に働くということです。また、銀行との信頼関係を築くために、日頃からメイン口座として活用しておくことの重要性も実感しました。手続きには手間がかかりましたが、低い金利で借りられたことで、浮いた予算を使ってキッチンのグレードを一段階上げることができ、家族全員が満足するリフォームを実現することができました。