長年住み続けている我が家の網戸が、いつの間にか経年劣化でボロボロになっていることに気付いたのは、去年の初夏のことでした。風を通そうと窓を開けた瞬間、網の端がサッシから外れて大きな隙間ができているのを見つけ、これは自力で直すか業者に頼むか真剣に悩みました。以前、一度だけ自分で張り替えに挑戦したことがありましたが、網をピンと張るのが意外に難しく、仕上がりが波打ってしまった苦い記憶があります。結局、今回はプロの仕上がりを重視して、近所の建具店に連絡してみることにしました。まず気になったのはやはり費用の相場で、事前にインターネットで検索してみると、一枚数千円という情報が多かったのですが、実際に家まで見に来てもらうと、サイズや網の種類によって価格が細かく分かれていることが分かりました。我が家のリビングにある背の高い掃き出し窓は、標準サイズよりも少し大きく、さらに子供が触っても破れにくい丈夫な素材を希望したため、一枚あたりの見積もりは五千円ほどになりました。これに加えて、トイレや洗面所にある小さな窓の網戸も合わせて五枚ほどお願いしたところ、総額で二万五千円程度の提示でした。出張費や古い網の処分代も含まれているとのことで、自分ですべての道具を買い揃えて慣れない作業に何時間も費やす労力を考えれば、決して高い買い物ではないと感じました。作業当日、職人さんは手際よく網戸を外して外の作業スペースへ運び出し、専用の道具であっという間に新しい網に張り替えていきました。驚いたのは、網だけでなく、サッシの隙間を埋めるモヘアと呼ばれるブラシ状の部品も、劣化しているからとサービスで交換してくれたことです。こうした細かな配慮は、素人のDIYではなかなか行き届かない部分です。新しくなった網戸は、まるで網が存在しないかのように視界がクリアで、風の通りも心なしか良くなったように感じました。相場よりも少し高めの機能性ネットを選んだ満足感もあり、プロに任せて正解だったと確信しています。
自宅の網戸交換を業者に依頼した体験談