リフォームローンの相談を数多く受ける中で多くの方が今の金利は妥当なのかという不安を抱えていますが、金利相場を見極めるプロの視点として最初にお伝えしたいのは提示された金利が固定なのか変動なのか、そして保証料込みなのかどうかを必ず確認することです。チラシやウェブサイトで目にする最優先の数字はあくまで最も条件が良い場合の変動金利であることが多く、実際に審査を通してみると別の数字が提示されることも少なくないため、本当の相場を知るためには自分の現在の年収や勤続年数といった個人的な属性を考慮した上での実質的な適用金利を把握する必要があります。次に重要なのが地域密着型の金融機関の活用であり、全国展開しているネット銀行の金利相場は確かに低いですが地方銀行や信用金庫は地域貢献型の優遇金利を設けていることがあり、特に省エネ性能を高めるリフォームやバリアフリー化を伴う工事に対しては自治体の補助金制度と連携して市場相場をさらに下回る特別なローンを提供しているケースが見受けられます。こうした情報は全国的な比較サイトには載りにくいため地元の銀行窓口へ直接足を運んで情報収集をすることに大きな価値があり、担当者との対話を通じて金利以外のメリットを引き出せることもあります。またリフォームローンの金利相場を判断する際の一つの目安として住宅ローンの店頭基準金利からの引き下げ幅に注目するのも良い方法で、多くの銀行では住宅ローン利用者に対してリフォームローンの金利を優遇する制度を持っているため、現在住宅ローンを返済中であればその銀行に相談することで新規の顧客よりも有利な条件を引き出せる可能性が高いです。一方で現在の住宅ローンの金利が高いと感じているのであればリフォームを機に住宅ローンそのものを他行へ借り換えそこにリフォーム資金を一本化して組み込む方法も検討に値し、これによりリフォーム資金分も住宅ローンと同じ超低金利相場で借りることが可能になり劇的なコスト削減が期待できます。